【選手考察】ニコラス・ラーセン
所属:Team Larsen
生年月日:1989.9.15
身長:183cm
出身地:デンマーク・コペンハーゲン(デンマーク)
ファイトスタイル:オーソドックス
バックボーン:ムエタイ
SNS:https://instagram.com/niclasrlarsen?igshid=1s2iy98luua0q
獲得タイトル
WKU世界スーパー・ウェルター級王者
戦績
66戦 53勝(26KO) 11敗 2分
長身でリーチの長い遠距離型の選手
変則的なリズムを踏みながら距離を取り、長い手足のジャブ、ストレート、ローで仕掛けていく
リーチを活かして戦うタイプなのでとにかく相手を寄せ付けないように足を使ってアウトボクシング
得意武器は飛び膝で、ワンステップ踏み込んでから放ってくる
飛び膝が得意だと言っていたがその通りで、常に遠距離をキープしてるがタイミングを見て飛び膝を放ってくる
※ただしこの飛び膝は両手を掴みながら打ってるのて反則に成らなければいいが、
また遠距離型とはいえただポイント狙いのアウトボクシングだけという訳ではなく、相手が止まるか効いてる判断すればラッシュを仕掛ける事も出来る
ラーセンが前に出るとしたら相手が止まるか効いて下がる時だろう
トーナメント発表時で城戸が、「この選手馬鹿強いんですよ〜」と話していたが、この選手は映像を見た印象では弱くはないが評価に苦しむと言った印象
誰が編集したかはわからないが、デンマークで期待されてるキックボクサー・ムエタイ選手に掲載されている
↑の戦績の内GLORY3勝3敗
GLORYに出てると言ってもそれだけで強いという訳には行かず、ピンからキリまでいる
ラーセンの戦績で行くと、
マサログランダー
アンディリスティ
タイジャニベスタティ
ムエタイだと
ブアカーオバンチャメーク
ペッタノンバンチャメーク
いずれも有名どころと試合してるが残念ながら↑は全て負けている
一応WKU世界王者の実績とムエタイではそれなりの実績はあるのでK-1に出る資格はあるが、今回のトーナメントに出るならやはりもうワンランク上に行って欲しいところ
城戸の評価でラーセンが優勝候補と思うかもしれないが、前2人のエダーロープス、ミランペイルスの方が実力は上かなと個人的に
まあそこはラーセンに勝ってもらって準決勝でペイルスと当たってもらいたいが、
誰に勝ってんだよと言いたくなるが、幸いにもクンルンファイトで2勝してるのでこれがせめてもの救い
↑の映像で何故負けたのかを掘り下げて見ると、
ラーセンはロングレンジからジャブ、ストレート
、ローを当てる遠距離型
遠距離型からしたら近距離に詰められるのが嫌で接近戦でガツガツ来られた時の対応が全く出来てない
要は近距離が苦手なパターン
ラーセンからしたら距離を取り直したいが、近距離からしつこく畳み込まれてそのままダウンする
その上打たれ強くはない
遠距離をキープできれば変則的リズムと長いストレートとロー、タイミングが合えばワンステップ踏んで飛び膝など多彩に使えて強いが、近距離だと何も出来ないのが欠点
これらを踏まえて×和島大海との予想は
3Rで和島のKO
和島はサウスポーのミドルキッカー(国内に同じタイプの日菜太が居るが、個人的には倒すパワーがある点で日菜太より強いと思ってる)
ミドルだけでなく、インロー、奥足ロー、ハイも蹴り分けが出来てパンチも重い
リーチ差ではラーセンの方があるのでいつもよりもう一歩詰める必要がある
またラーセンは変則的なリズムを刻んでくるので最初はそのリズムに手こずるだろうが、そのリズムに慣れると同時にラーセンの距離を潰せば和島のターン
ミドルと奥足を効かせて左ストレートを狙えばいい
その為には止まらずに常に圧力を掛け続ける
後は飛び膝だけ見えてればいい
ただ和島はパンチをまとめる際打ち方が雑なところがありカウンターをもらいやすい
焦って前に出ればそのタイミングで飛び膝やストレートのカウンターを貰う危険性もある
和島は1発は重いが接近戦はそこまで強いわけではなく、逆に不利な状況から詰められた時の対処はまだ出来ていない
お互い近い距離になった際どれだけ克服してるかによるが、和島がサウスポーのポジションからの攻撃を当てる距離をキープできれば和島が勝つという予想