【選手考察】ダビド・メヒア
所属:Gimnasio Formas
生年月日:1995.10.10
身長:174cm
出身地:ポルトガル・カルタゴ(スペイン)
ファイトスタイル:基本オーソドックスのスイッチ
バックボーン:キックボクシング
SNS:https://instagram.com/davidmejia.box?igshid=1b4fbgj3lpgdr
獲得タイトル
ISKA世界ウェルター級王者
戦績
66戦 56勝(25KO) 9敗 1分
急遽KsFESTA3で最後のカードに野杁正明と決まった対戦相手、スペインのダビドメヒア
基本的にはフック系のパンチで前に出る血の気溢れるスタイル
身長は174cmと中量級の階級にしては身長は低い方でリーチも短い為、近距離に踏み込んでフック連打を狙っていく
上のフック一辺倒という訳ではなく、ボディやアッパーも打ち分ける事もできてローで終わらせるバランスの取れたコンビネーションも打てる
オーソドックス→サウスポーにスイッチする事でサウスポーの位置から手数も出せる
相手がサウスポーであれば前足ローも狙う
フックを振り回すイメージが強いがコンビネーションからしっかり蹴れてスイッチも使えるのでテクニックは高いとみて良い
前に前に出るタイプなのでちょっとやそっとでは後ろに下がらないところは見ていて面白い
↑の動画では中国メジャーのリング武林風での試合で、その相手はタワンチャイ、ハッサントイといった強豪中の強豪
×タワンチャイとの試合では実質メヒアが勝ったと言われているが、動画を見ての通りメヒアのパンチ連打で与えたダメージの方が印象的
本戦の時点でもメヒアが1点差で勝っているかドローだとしても延長でもメヒアのパンチのヒットとダメージで取っていたように見える
結果は仕方ないがここまでの展開を見せたあたりやはりいい選手だ
ハッサントイとの試合もまた高レベル好勝負
どっちが勝っているかわからないような内容でお互い譲らないパンチとロー、膝の攻防で延長まで縺れ込む、最後はハッサンのペースで競り負けてしまったがお互いの強さが調和し合った良い試合
では最後に決まった×野杁正明との予想
結果だけでいうとやはり最後は野杁がKOしてしまうかなという予想
野杁はハッサンと同じようなスタイル、というよりハッサンが野杁と驚くほど似ているといった感じだがパワーでは断然野杁の方が上
×ハッサンと同じように、野杁がジリジリと近い距離に入りメヒアも近い距離に踏み込んで至近距離での攻防になるだろうが、野杁は硬いブロックと硬い攻撃力、上下パンチのコンビネーションや上中下の蹴り、ローの膝技の多彩さと近距離に入る圧力と攻防が異常なまでに強い
野杁×ハッサンでは似たようなスタイル同士でレベルの高い攻防を展開したが、最後は野杁がボディを効かせて競り勝った
メヒアが野杁のパンチや蹴りにどこまで耐えるかによるが、野杁の猛攻に耐えるのは並大抵ではない
この試合も間違いなく中量級世界レベルの試合になるだろうが、最後は野杁が倒すという予想に
KsFESTA3の最後の最後に滑り込みで組まれたカードだがやはりこの舞台に野杁正明は必要不可欠だろう
K-STYLES NO.21の木村ミノルが語るK-1論にも書いてあるが、ミノルが語るにはK-1とは「最強を目指す男たちの戦い」と語ってある
選手それぞれが思うK-1というものは選手それぞれ何通りもあるだろうが、K-1とは結局シンプルにこういうもの
K-1Gには外国人選手含め弱い選手は居ないが、↑のものである以上は強い奴同士の試合程この舞台で見たい
野杁は海外遠征が決まっていたはずが無くなってしまったり裏で色々なやりとりはあっただろうしもしKrushで組まれるならそれはそれでも良いが、やはり野杁はK-1には欠かせない
その相手もダビドメヒアという強い選手という事で非常に楽しみだ
強い奴には強い奴との硬派な戦いが相応しい
これからもこういう選手を招聘してもらいたいし過去に出場した選手も含めて継続的に参戦して欲しい