【選手考察】松谷桐

f:id:k1jikko:20210924003622j:image

キャッチコピー:若きサウスポーアーティスト

所属:ヴァレリーキックボクシングジム→ALONZA ABLAZE
生年月日:2001.8.30
身長:163cm

血液型:B
出身地:東京都練馬区(日本)
ファイトスタイル:サウスポー

バックボーン:空手
SNS

Twitter:KIRI0830kb

Instagram:kiri_matsutani
獲得タイトル

NJKFフライ級王者

戦績

16戦 14勝(7KO) 2敗 0分

 

メンタル:B

スピード:B

コンビネーション:B

ディフェンス:C

パンチ:A

キック:A

フィジカル:B

 

https://youtu.be/gaVgsx4d81A

https://youtu.be/vU_Ltu6txkQ

https://youtu.be/4jJkDMK53B8

https://youtu.be/aeP80WoYIHE

マチュアトップがひしめき合うバンタム級で他団体から来た松谷桐

ベタ足のサウスポーから圧力をかけて効き足のミドル、前蹴り、三日月から左のストレートを狙っていくスタイル

この左のストレートがモーションもなく真っ直ぐ打ってくる

このパンチの破壊力は高くもらった相手は鼻血も出てくるほどのもの

技術的な面では、ミドルをフェイクとしたスッパマンパンチ、

近距離の詰め際は左のボディにも散らす事もできて上下のコンビネーションも出来る

ストレートを当てるための引き出しが多く、当て感もあり勝ち星の殆どはこのストレートのヒットが多い

蹴りでは胴回しやバックスピンといった空手の技も使ってきて、技のキレもある

ただしストレートが単発かワンツーまでの繋ぎしかないのでツースリーまでの繋ぎがない

ラッシュの際の回転も遅い

またディフェンスでもガードは高く上げているが、ガードの正面が空いていてストレートなどの直線系をもらいやすい

そして後半につれて倒さなければと焦り、打ち方が雑になってくる傾向があるというKOの呪縛にかかりやすいタイプで全体的に隙が多い印象

 

ただしこれは前の団体と所属での話で、今回は卜部功也が持つALONZA功也道場に籍を移した上でのK-1Gとの契約なる

ALONZAには功也の教えもあり、以前旧K-1ジムEBISUに即席トレーナーとして常駐していた濱田トレーナーもいる

このトレーナーも教え方が上手い

アベプラに入らないと見れなくなっているが、ONE DAYでEBISU在籍時の野杁、小澤のミットのシーンでミドルキックを腹当てミットで受ける等とにかく実践的で、濱田トレーナーがいる時の野杁の動きがわずかに変わっておりより怪物ぶりが発揮されるようになってくる

今のALONZAの練習環境で、入会約3ヶ月でどこをどう矯正しているかがわからないところだが、ただKOの呪縛という部分では自分自身へ課すプレッシャーという事もあり中々矯正するのは難しい

 

初戦の相手となるのは、

K-1カレッジ2019王者豊田優輝

https://youtu.be/TJDEU4K66Y8

https://youtu.be/mXG922kpVyI

https://youtu.be/Dbh0AHsKK4A

https://youtu.be/1I0_k9z2Be4

とよゆうもサウスポーで、サウスポー同士の試合となる

松谷は×サウスポーとの試合映像もなく、とよゆうも×サウスポーは橋本裕也くらいしかない状態の中での予想となるが、

とよゆうは前手前足のリードでしっかり距離を作り左のストレートを当てていくスタイル

ストレートで終わらずツースリーのフック、ミドルからのストレートとストレートを当てる技術力は高い

打ち終わりはしっかり頭を外しながら打てて、フットワークを使って仕切り直せるのでディフェンス力も高い

前手前足のリードを上手く使えるのでサウスポーからストレートを当てる距離感とポジショニングは上手く、色気は出さずに自分の動きを徹底するタイプなので派手さはなくても強さを出せる

とよゆうは戦績的に負けが混んではいるが、負けた理由は強引に詰められて無理に足を止めてラッシュの速さ比べに付き合った戦略ミスによるもので本来なら実力はある

とよゆうのスタイルは打たせてリターンを当てて当てさせない技巧派スタイルでリードでしっかり距離を作って動かして打たせてリターンを返して行けば、KOではなくても松谷に勝てると予想

リードで距離を作れるとよゆうと圧力でリードが少ない松谷ではとよゆうの距離になりやすい

ここで動かして松谷の空いた正面にストレートを当てて頭を外していけばとよゆうのペースが作れる

ここでは足を止めてのラッシュの速さ比べには絶対に付き合ってはいけない

破壊力のある松谷と正面から殴り合うのは危険で常に自分の動きを徹底する事が重要

あとはバックスピンなどの空手の技も死角に飛んでくるのでしっかり見切っていきたいところ

松谷がKOの呪縛から解かれない限りは後半につれてリードで距離を作ってきたとよゆうがヒット率を上げて有利になってくる

 

とよゆうは直近の試合では本来の自分の動きをして、1試合毎の成長が見えてきている

ここで他団体から選手が来たわけだが、バンタム級はアマチュアトップが最もひしめき合う階級

https://k1jikko.hatenablog.com/entry/2021/05/30/080024

↑でも上げているが、これからのK-1Gはこのバンタム級トーナメントを火種としてK-1G全体でアマチュアトップ勢だけがスターになっていく

とよゆうもアマチュアトップ、カレッジ王者として自信を持って勝って欲しい

私はとよゆうの勝利を信じる