【選手考察】ラーシーシン・ウィラサクレック
キャッチコピー:ムエタイの獅子
所属:ウィラサクレック・フェアテックスジム
生年月日:1997.9.10
身長:175cm・
出身地:サコンナコーン(タイ)
ファイトスタイル:オーソドックスベースのスイッチ
バックボーン:ムエタイ(ムエテツ)
獲得タイトル
戦績
126戦 78勝(28KO) 43敗 5分
能力値A〜E評価
メンタル:B
テクニック:B
ディフェンス:B
パンチ:B
キック:A
フィジカル:A
ゲーオ、ゴンナパーに続いてWSR本家から70kgの精鋭が外国人選手を呼べないこの御時世に大阪に参戦
本名?はゴップらしい(WSRのmisaさんがそう呼んでいた)
↑の映像しかないのでこれだけで見解していくと、
戦闘スタイルは良くも悪くもムエタイの両手を開いた構えと上下のリズムで中間距離からミドルキックを蹴っていくコテコテのタイ人らしいムエタイスタイル
主にミドルとローを武器に相手が入って来た時には前蹴りで離す
そしてこのミドルの出がとにかく速く重い
↑では日菜太が勝ったとはいえ、腕に貰い続ければ上がらなくなるし腹に貰い続ければ肋骨か内臓がやられる
とにかくミドルとローはかなり強力
一度ダメージを見せてしまえばそこをしつこく蹴ってくるだろう
相手の打ち終わりにも必ずミドルをリターンしてくる
また、パンチの距離では速いノーモーションのストレートを打つ事も出来る
基本的に蹴りの割合が多いがストレートの打ち方も無駄ムラが無いので反応し辛い
オーソドックスがメインだがサウスポーにスイッチする事も出来る
×日菜太では日菜太がサウスポーだった為、右ミドルを蹴るがサウスポーでは左ローを蹴る
ここは臨機応変に対応するという具合
ローキックに対しても反応してカットする部分もあるが、一度ローが効いてしまうと効いたそぶりを見せて下がる場面もあるものの5R内で一度も倒れずにミドルをリターンし続けてたところはメンタルも強い方
↑ではムエタイ色が強すぎて思うように出来なかったように見えたが、日本のWSR本家で肘のないルールをどのくらい修行してくるかはわからないが、このまま修行を続ければ70kg戦線でいいところまで行くと思う
コロナハザードの中の3.22第三代Sウェルター級トーナメントを歴戦の雄城戸に下克上を下して準優勝まで行った×和島について、
わじがどう戦うかは、基本的には3.22の×アワターンと同様、圧力を掛けてサウスポーからの出入りのリズムで右前手ジャブを振って左ミドル、左インロー、左奥足ローで入って、ムエタイの両手を開いた構えに右アッパー→左ストレートで良い
ゴップは必ずミドルかローを蹴ってくるので必ずバックステップ、最悪ヒットポイントを外せば良いのでとにかくミドルかローをリターンしたい
ここはわじのリターンによって必ずわじの攻撃ターンで終わらせたいところ
パンチの距離でもストレートがノーモーションに伸びてくるので蹴りだけを見るのではなくパンチに対しても距離を把握して反応したい
またローはカットしてくるので単発ではなく必ず前手ジャブとミドルで上下に揺さぶりを掛けたい
ローがカットされずに当たるようになれば、ロー、ミドルと散らして最後はハイを狙っても良い
わじは×アワターンでは逆にローで脚を崩壊させてKOしている程蹴り合いには強いので、右ジャブの出入りから始まって圧力と蹴りのリターンがしっかり出来ていれば問題なく勝てると思う
ただ勝つだけではなく、今回は内容が問われてくる一線となるのでKOをして欲しいところ
この一戦は5Rというところ以外わじがサウスポーという意味では、↑の×日菜太と酷似しているという事
つまり2-0で1ポイント差のギリギリ判定で辛勝した日菜太だったが、和島の勝ち方が問われてくる一戦となる
日菜太は2年前にはK-1との契約は終了して元の団体に帰ってしまったので比較するのは正直どうかと思うが、停止状態だった伝統の70kgを3.22のトーナメントで再始動させ準優勝してるのでその意味を問われる一戦となる
ゴップも70kgの若き逸材として今後もK-1でタイ代表として活躍してもらいたいが、ここはやはりわじにKOしてもらいたいところ