【選手考察】篠塚辰樹
キャッチコピー:RUDE BWOY
所属:TEAM TEPPEN→TARGET SHIBUYA→MASTER BRIDGE SOUND
生年月日:1998.5.7
身長:175cm
出身地:茨城県神栖市(日本)
ファイトスタイル:オーソドックス
バックボーン:ボクシング
Twitter:tatsuki57breezy
Instagram:tatsuki_masterbridge
戦績
9戦 7勝(6KO) 2敗 0分
能力値A〜E評価
メンタル:C
スピード:A
テクニック:B
ディフェンス:C
パンチ:A
キック:C
フィジカル:C
以前からK-1参戦の噂があり、本当に参戦してきたのがRISEトップでありボクシングでもインハイ上位、A級まで実績を残してる問題児篠塚辰樹が参戦して来た
フェザーでは長身長リーチの距離感を活かしてストレートを打ち抜く中〜遠距離型のボクサースタイル
1R開始のゴングから相手を見るような事はせずにいきなりのワンツーや左フックで入って3、4発と序盤からかなり手数が多い
その中でも左ボディを混ぜて上下をしっかり狙ってくるだけにボクシングテクは上流クラス
当然1発の殺傷能力も高く、連弾の回転も速い上にモーションがない為正面からパンチだけで打ち合えるのは同じ階級なら、同じボクサースタイルの江川だけだろう
中〜遠距離からストレートが伸びてくる為、正面で足を止めて後ろに下がるのは危険
だがパンチを打つ際はガードが極端に低い位置にあり近距離入り際のリターンをもらう事が多い
動画でも打ち終わり際もらうシーンが多々あるが、相手がロープ、コーナー際ストレート連弾に対して下がりながら打ってるので篠塚はすぐに打ち返せた
ボクシングテクは上流ではあっても、打ち際、打ち終わり際はかなり隙が多い
篠塚は1Rの序盤からかなり手数が多いが、短期特化し過ぎて3R通してのペース配分ができていないのも短所の一つ
2R以降から徐々に手数が減り相手に打たせる場面も多くなり、パンチもややモーションが見えてくる
そして何より致命的なのが、元々居たRISEの同じ階級の看板選手でもある森本、工藤の試合で露呈された蹴りに対するディフェンス力が欠落してるところ
ボクサーが蹴りのあるルールに転向する際のあるあるとなっているが、篠塚は2019年の×森本で未だにこれが改善されていない
通常ボクシングの構えは、強いパンチを限りなく打つ為軸足の爪先は内側にスタンスをやや広めに取りやや前重心を落としながら構えるのだが、蹴りが付いてくると重心は左右均等になり、内側を向いた爪先は真っ直ぐ、スタンスはボクシングよりは狭めに取るような足の構成となる(カタカナのレの字を描くイメージ)
ボクサー出身の選手はこの状態でボクシングをする事になり打つだけなら慣れる事は可能だが、ここで壁にぶち当たるのがローに対するディフェンス
ボクサーは上半身の前面と側面は殴られ慣れても、下半身に対する攻撃は未経験の為耐性がない
なのでディフェンスを対人で反復練習する事も必要だが、実際にガチスパーで蹴られて痛みを覚える事も必要になる
篠塚はこの部分がまだ改善されていなく、直近は年1ペースでしか試合していないのでその空いた期間にどれだけ練習しているかによるが、いきなりフェザー級の5本の指に入る小澤とやるとなると耐えるのは厳しいだろう
では小澤との予想をしてみる
小澤はシルバーウルフに移籍してからは遠距離から堅実に左ミドルから入って流れを作り、相手が来ても距離をキープしたりリターンしたり冷静に相手が見れるようになってる
近距離の入り際も左ストレートのタイミングや破壊力が上がってるので、成長は見られている
篠塚は手数の多いボクサーな為、無理にラッシュの速さ比べに付き合わず×オーソの外側から前手を振り左ミドル、インローを散らしていけば小澤の距離はキープできる
篠塚がギアが入るのは1Rだけなので、序盤は遠距離からミドルとローだけで削って2以降からはペースが落ちる
そこからミドルとローのチラシは変えず圧力で動かしてモーションのあるパンチを見切った際は近距離に詰まる流れになりそこにスッと入り前手フックを打ち抜けばダウンは取れる
ダウンにはならなくとも前手フック→左ストレート→膝とコンビネーションは繋がるのでここで篠塚の足を止める事ができれば勝負はずっと小澤のターンになる
だが小澤が注意したいのは、篠塚に対して正面に立たない、連弾に対して真っ直ぐに下がらずリング中央、常に外側を取る、無理に当たらない回転系は不要、ムキにならない
シルバーウルフに移籍して伸びているが正面に立ちながらミドルを打ってカウンターをもらったり、正面に立ちながらパンチが見えてなかったりしてダウンを取られる場面もあるので、篠塚の軸足の外側と蹴りを散らす遠距離とリング中央は常にキープしたい
だが今回会見や煽りV、公開練習の小澤の様子を見るとかなり落ち着いてる様子が見て取れる
これがリングの上で出れば間違いなくKOが出来るだろう
篠塚は時間をかけて蹴りの攻防を覚えれば、森本、工藤にリベンジしてRISEの王者になっただろうが、ここはK-1
力のある者だけが上がれる層の山ではそんなものは何の勲章にもならないと小澤のKOで教えてほしい
【予想】12.13 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN
プレリミナリーファイト
梅田×松山 予想希望共に3:7 松山爆殺KO
倉田×豊田 予想4:6豊田 希望豊田
聖也×北村 予想3:7北村 希望北村
秀樹×澪 予想希望共に1:9 澪爆殺KO
植村×メイサム 6:4植村 どちらでも
スーパーファイト前半
不可思×鈴木 予想希望共に4:6 鈴木
佐々木殉×リアム どちらもレベル高過ぎて予想不可 希望リアム
軍司×亀本 予想希望共に6:4 軍司
わじ×藤岡 予想希望共に8:2 わじ爆殺KO
大沢×瓦田 予想希望共に4:6 瓦田KO
大蔵×ヤマテツ 予想希望共に7:3 大蔵
泰央13×蓮實 予想希望共に7:3 13爆殺KO
スーパーファイト後半
島野×芦澤 予想3:7芦澤 希望島野爆殺KO
村越×山本 予想希望共に4:6 山本
ひろやん×キザえもん 予想希望共に8:2 ひろやん爆殺KO
ミノル×ヒマラヤンチーター 予想希望共に7:3 ミノル爆殺KO
タイトルマッチ
健太×ゴンゴン 予想4:6ゴンゴン 希望(迷った挙句)ゴンゴン
【選手考察】アビラル・ヒマラヤン・チーター
キャッチコピー:ネパールが生んだ格闘サラブレッド
所属:志村道場
生年月日:1999.9.9
身長:185cm
出身地:ネパール・カトマンズ(ネパール)
ファイトスタイル:オーソドックス
バックボーン:キックボクシング
SNS
Instagram@abiral1_
Twitter@Abiral__1
獲得タイトル
第4代HEATミドル級王者
戦績
10戦 9勝(8KO) 1敗 0分
能力値A〜E評価
メンタル:A
スピード:C
テクニック:B
ディフェンス:C
パンチ:A
キック:A
フィジカル:A
Sウェルター級王者として初の試合の相手となるのが、HEAT王者であり在日ネパール人であるアビラルヒマラヤンチーター
戦闘スタイルとしては主に距離を詰めて伸びのあるストレート、左フックを打ち込むハードヒッター
身長が185cmもある事から近距離が苦手なイメージがあるが、フックもショートで打てるのでどの距離でも対応は可能
特に近距離において相手に打たせたパンチをブロックしてからの左フックのリターンのタイミングが絶妙
打ち終わりガードの甘い選手だとこれだけで大体やられる
蹴りに関しては前蹴りを主に、相手が打ってきたところに合わせるロー、身長差を活かしての伸びのある上段膝は印象的
↑の動画でも魔裟斗が言ってるように、身長が高い故に何気なく打った膝が顔面に来る
正面から迂闊に入ると顔面にテンカオをもらってしまうので近距離入るタイミングはかなりシビアになる
短所を上げれるとすれば、動き全体のスピードが遅くスピードが上回りディフェンス力のある選手だと見切られやすい
ディフェンス面においても、打つ時のガードが低い為もらうシーンも多々ある
同じリズムでのラッシュの速さ比べだとパワーで押し切る事が出来るが、相手がカウンターパンチャーだったり、頭を外しながら打ち合える選手だと相性が悪い
全体的に見ると、ディフェンスとスピードに難はあるがどの距離でも戦えてかつパンチと蹴りのキレやバランス、リターンのタイミングもかなり良い
在日外国人選手でこれだけ精度の高い選手はまず居ないのではないだろうか
ミノルとの展開を予想をしてみると、
ミノルは本年3月KsFESTA3のSウェルター級トーナメントでALL1R爆殺KOで最短記録を叩き出すほどの急成長を遂げている
それもラッシュの速さ比べで打ち勝つものでもなく、全てもわらずして自分の距離で当てる完璧なまでの勝ち方というもの
その距離感を作り打つスピード、タイミングで言えば完全にミノルだがまず注目して欲しいのが、ヒマラヤンチーターの身長が185cmだという事
これはミノルが今まで戦った中で最も高身長高リーチの相手となる
ミノルの身長は172cmと70kgの階級では身長が低くその差は13cm
ミノルは自分より身長の高い相手とは戦い慣れていつものようにタイミングで踏み込めば良いように思うが、ヒマラヤンチーターの場合もっと懐が深い
それでいて↑のような顔面に来る膝や打ち下ろしのストレートもある
スピードはミノルの方が上ではあるが、今回の場合懐に入るタイミングがかなりシビアになる
踏み込むタイミングを間違えてしまえば、顔面テンカオあるいは打ち下ろしストレートの餌食になりかねない
逆にフェイントで揺さぶりをかけて打たせて空振りさせればそのリターンで入る事は出来る
中〜遠距離からミノルの距離に入るには、ある程度の布石は必須となる
近距離では、ただミノルとラッシュの速さ比べをすればミノルは頭を外しながら左右のフックを打ち、ヒマラヤンチーターはガードのないところにもらって試合終了にはなるが、ヒマラヤンチーターには左フックのリターンがあり近距離では必ずこれを打ち返す
ミノルがこの左フックが見えてるなら問題はないが、打ち終わりのガードあるいはヘッドスリップをミスればタイミングでもらってしまう
ヒマラヤンチーターはどの距離でもハードヒットを打つ武器はあるので近距離に入っても迂闊にラッシュは打てず、ミノルはどの距離にいても見切る事は必要になる
勝敗はミノルがタイミングにミスがなければいつもの爆殺KOで終わるが、逆に少しでもミスしてもらえばヒマラヤンチーターが勝つ可能性も拒めない
ミノルはヒマラヤンチーターを望む相手ではないと言っていたが、十分警戒が必要となる
今どの階級の世界王者も負けて王座陥落した選手も多い
その中でミノルは伝統階級のKOKINGとして何を見せるか
ヒマラヤンチーターは伝統階級のKOKING相手に何を見せるか
【選手考察】ヴィトー・トファネリ
所属:ブラジリアンタイ・闘英館
生年月日:1985.12.27
身長:174cm
出身地:サンパウロ(ブラジル)
ファイトスタイル:オーソドックス
バックボーン:空手
SNS:
instagram@vitortoffanelli
Twitter@vitortoffanelli
獲得タイトル:
FIGHT DRAGON -70kg優勝
世界闘英館空手道選手権大会 70kg未満級優勝
戦績:
23戦 14勝(10KO) 8敗 1分
能力値A〜E評価
メンタル:A
テクニック:C
ディフェンス:C
パンチ:C
キック:B
フィジカル:A
KsFESTA3以来から、野杁の試合が決まりその相手は在日外国人選手
最初にカード発表がTLに流れてきて、あれ?この選手聞いたことあるような、、誰だっけ?となったが、この前RISEで原口建飛に負けた選手という...
過去数年前にもRISEには出た事あるようで、70kgのタイトルも持ち67が適正らしいが、63まで減量させられたようで、
直近では×原口のみ映像しかいないので、ここから考察していく
戦闘スタイルは空手でガードを硬めながらひたすら前に距離を詰めてパンチを打っていく、時折バックスピンなど変則蹴りなども見せる
パンチは近距離でのフック系が多い
↑では前に出る中で原口の三日月を何発ももらいながら前に出てくるあたりはボディやローでは簡単に倒れず前に出てくる程打たれ強さがあり簡単には下がらない
多少もらってもリターンを返しにくる
だが腹が効かないとはいえ、一見ガードも意地でも下げないようには見えるが腹にもらった一瞬ガードを下げる事がある
↑でもガードを下げた瞬間にストレートをもらうシーンが多い
この手の選手とは技の引き出しや武器がなく近距離で打ち合うしかない選手であれば消耗戦となるが、どの距離で戦うにしても技の引き出しや武器に繋げるまでのコンビネーションがあれば楽に戦える
あとは打ち終わり際ガードは忘れない、バックステップで距離を外す等徹底すればもらう事はない
原口の場合は近距離には付き合わずに終始遠距離をキープする為打っては外してを繰り返していたが、野杁の場合どうやって爆殺KOするかというと、
野杁もガードを上げて近距離で戦うが、野杁の場合打たせた後にリターンを打つタイプで、
近距離に入ればボディを打つ
下段は打ち下ろしローとロー膝で削る
またボディを打った後、どこを狙うかというとローで下を打つか上は腹にもらってガードを下げた一瞬にストレートやフックが入る
またトファネリは頑なにガードを硬めるがその隙間に入れるとすれば、アッパーあるいは上段膝のふたつ
腹で倒れないならば集中放火するより、かと言って上だけでもなく上中下全てに散らして最後に上を打ち抜けばいい
野杁が倒せる鍵となるのはコンビネーション
上中下全てに攻撃を散らして意識を分散させる
そして上に意識が追いつかなくったとこにコンビネーションのフィニッシュをぶち込めばいい
今外国人選手を招聘するのが困難で野杁に相応しい相手を探すのが難しい中で決まった試合ではあるが、トファネリはハッサントイやダビドメヒアとは数段劣りRISEでもろくな戦績は残していないし、その選手がK-1王者に近い位置にいるトップ選手と大舞台で組まれるのは納得いかない部分もある
トファネリの三日月を肝臓に入れられてもKOされないタフネスはあるが、それは逆に言えばディフェンスが甘い証拠でもある
最悪鼻、顎、眼の下をへし折ればTKOにはなるので、野杁には圧倒的に爆殺KOしてほしい
【予想】9.22K-1 K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K-1秋の大阪決戦~
プレミナリーファイト
山脇飛×豊優 予想7:3山脇飛KO 希望豊優
梨緒弥×永井 予想3:7永井判定 希望永井KO
山脇魁×立基 予想4:6立基判定 希望立基
直輝×石田 予想4:6石田判定 希望石田KO
スーパーファイト前半
拳成×泰斗マン 希望予想共に8:2 拳成KO
てっくん×西元 希望予想共に6:4 てっくんKO
瓦田×SEIYA 予想7:3瓦田判定 希望瓦田KO
泰央13×弘輝 予想7:3泰央13判定 希望泰央13KO
加藤×杉本 希望予想共に4:6杉本KO
不可思×平山 予想7:3不可思判定 希望平山
わじ×ゴップ 予想7:3わじ判定 希望わじ爆殺KO
スーパーファイト後半
功也×篠原 希望予想共に7:3功也KO
ちゃんMIO×美穂さん 希望予想共に7:3美穂さん爆殺KO
エキシ
武尊×キザえもん 武尊の爆殺KOで武尊のストレスが解消されれば
江川×たっつん 予想7:3江川 希望たっつん
タイトルマッチ
ルキヤ×山崎 予想8:2ルキヤ 希望(あえて)山崎
【選手考察】ラーシーシン・ウィラサクレック
キャッチコピー:ムエタイの獅子
所属:ウィラサクレック・フェアテックスジム
生年月日:1997.9.10
身長:175cm・
出身地:サコンナコーン(タイ)
ファイトスタイル:オーソドックスベースのスイッチ
バックボーン:ムエタイ(ムエテツ)
獲得タイトル
戦績
126戦 78勝(28KO) 43敗 5分
能力値A〜E評価
メンタル:B
テクニック:B
ディフェンス:B
パンチ:B
キック:A
フィジカル:A
ゲーオ、ゴンナパーに続いてWSR本家から70kgの精鋭が外国人選手を呼べないこの御時世に大阪に参戦
本名?はゴップらしい(WSRのmisaさんがそう呼んでいた)
↑の映像しかないのでこれだけで見解していくと、
戦闘スタイルは良くも悪くもムエタイの両手を開いた構えと上下のリズムで中間距離からミドルキックを蹴っていくコテコテのタイ人らしいムエタイスタイル
主にミドルとローを武器に相手が入って来た時には前蹴りで離す
そしてこのミドルの出がとにかく速く重い
↑では日菜太が勝ったとはいえ、腕に貰い続ければ上がらなくなるし腹に貰い続ければ肋骨か内臓がやられる
とにかくミドルとローはかなり強力
一度ダメージを見せてしまえばそこをしつこく蹴ってくるだろう
相手の打ち終わりにも必ずミドルをリターンしてくる
また、パンチの距離では速いノーモーションのストレートを打つ事も出来る
基本的に蹴りの割合が多いがストレートの打ち方も無駄ムラが無いので反応し辛い
オーソドックスがメインだがサウスポーにスイッチする事も出来る
×日菜太では日菜太がサウスポーだった為、右ミドルを蹴るがサウスポーでは左ローを蹴る
ここは臨機応変に対応するという具合
ローキックに対しても反応してカットする部分もあるが、一度ローが効いてしまうと効いたそぶりを見せて下がる場面もあるものの5R内で一度も倒れずにミドルをリターンし続けてたところはメンタルも強い方
↑ではムエタイ色が強すぎて思うように出来なかったように見えたが、日本のWSR本家で肘のないルールをどのくらい修行してくるかはわからないが、このまま修行を続ければ70kg戦線でいいところまで行くと思う
コロナハザードの中の3.22第三代Sウェルター級トーナメントを歴戦の雄城戸に下克上を下して準優勝まで行った×和島について、
わじがどう戦うかは、基本的には3.22の×アワターンと同様、圧力を掛けてサウスポーからの出入りのリズムで右前手ジャブを振って左ミドル、左インロー、左奥足ローで入って、ムエタイの両手を開いた構えに右アッパー→左ストレートで良い
ゴップは必ずミドルかローを蹴ってくるので必ずバックステップ、最悪ヒットポイントを外せば良いのでとにかくミドルかローをリターンしたい
ここはわじのリターンによって必ずわじの攻撃ターンで終わらせたいところ
パンチの距離でもストレートがノーモーションに伸びてくるので蹴りだけを見るのではなくパンチに対しても距離を把握して反応したい
またローはカットしてくるので単発ではなく必ず前手ジャブとミドルで上下に揺さぶりを掛けたい
ローがカットされずに当たるようになれば、ロー、ミドルと散らして最後はハイを狙っても良い
わじは×アワターンでは逆にローで脚を崩壊させてKOしている程蹴り合いには強いので、右ジャブの出入りから始まって圧力と蹴りのリターンがしっかり出来ていれば問題なく勝てると思う
ただ勝つだけではなく、今回は内容が問われてくる一線となるのでKOをして欲しいところ
この一戦は5Rというところ以外わじがサウスポーという意味では、↑の×日菜太と酷似しているという事
つまり2-0で1ポイント差のギリギリ判定で辛勝した日菜太だったが、和島の勝ち方が問われてくる一戦となる
日菜太は2年前にはK-1との契約は終了して元の団体に帰ってしまったので比較するのは正直どうかと思うが、停止状態だった伝統の70kgを3.22のトーナメントで再始動させ準優勝してるのでその意味を問われる一戦となる
ゴップも70kgの若き逸材として今後もK-1でタイ代表として活躍してもらいたいが、ここはやはりわじにKOしてもらいたいところ
【選手考察】MIO
キャッチコピー:Shooting Bee
所属:シーザージム浅草→K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
生年月日:1995.4.14
身長:153cm
出身地:大阪府大阪市(日本)
バックボーン:シュートボクシング
ファイトスタイル:オーソドックス
入場曲:CREAM / Shooting Star
SNS:mio_tsumura414
https://instagram.com/tsumura_mio?igshid=1jg8y3uguxzer
https://instagram.com/foodbymio?igshid=1qnhoh5lu49v6
獲得タイトル
初代SB日本女子ミニマム級王者
Girls S-cup48kgアジアトーナメント2016王者
Girls S-cup 48kg日本トーナメント2015王者
戦績
42戦 38勝(4KO) 4敗 0分
能力値A〜E評価
メンタル:B
テクニック:A
ディフェンス:C
パンチ:B
キック:B
フィジカル:C
基本外国人選手の情報収集の為の選手考察だったが、日本人選手はこれが初かな?
SBから満を喫してMIOがデビューする為考察してみた
ジャブを出して距離を測り中間距離をキープ、相手が入ってきたところに前蹴り、回転の速い左右のストレート
打ち合いの距離に入ると右のクロスを頭をずらしながら打つ事も、前に出る相手に対してバックステップからストレートのカウンターやリターンを打つ事も出来る
直線的な攻撃が得意な印象
コンビネーションの繋ぎにミドルを打ったり、ローにシフトチェンジする事も出来る
KOの数は38勝の内4KO(内1つが反則勝ち)で倒すパワーはある訳ではない
それでいて当勘があり当てる技術も高い為、相手はイライラしてしまいそこを自分のペースに嵌める強さがある印象
投げがあるSBルールだと組んだ時は一本背負いでシュートポイントを取るが、当然K-1は組自体不可なのでより手数を出すスタイルにアジャストしてくるだろう
よく投げの選手と言われてるが、基本の打撃での攻防は出来ていて技の引き出しも多い
また相手を投げるあたり足腰やフィジカルが強いイメージだったが、シュートポイントを決めた一本背負いはテコの原理の要領で投げていたり逆に投げられそうになる部分も多々あるのでフィジカル自体は特別ある訳ではないが、ルール面は問題ないと思ってる
練習先もKRESTに転向もしてるので尚更ルール面で言い訳は出来ない
中間距離での攻防は当て間もありしっかりディフェンスリターンも打てて節々にミドルやローも蹴るので技の引き出しも多く技術レベルは高いが、中間距離から僅かでもズレがあるか打ち合いの近距離になるとガードが緩くなる傾向がある
近距離での打ち合いは得意ではない
相手が前に出てきた場合は足を使って距離を取り直して自分の距離に持ち直してリターン、バックステップからのカウンターやリターンで対処する
女子ではしつこく近距離でインファイトする選手(女子にありがちなわちゃわちゃしない)やゴリゴリの強引なスウォーマータイプは中々居ないが、近距離での連弾は苦手
練習先をKRESTに移した事で、武尊やアウトレイジと遜色ないゴツイかつ重い階級の男達とも練習していてKREST名物ガチスパ漢祭りもくぐってるあたりはやはり打ち合いの場面で強くなると予想できる
過去の戦績を見ても、非K-1の女子(48以下)なら間違いなくトップクラスとも言えるのだが、MIOの映像を見た後にK-1、Krushのアトム級においては事実上最強と言えるパヤーフォンの映像を確認したのだが、
同じ中間距離だと、パヤの方が強いという感想になってしまった
MIOは中間距離からジャブとストレート、前蹴り、横蹴りなど直線的な技を使うのに対しパヤはムエタイの構えながらムエタイのリズムではない独特のリズムを取ってイレギュラーなタイミングかつノーモーションで超高速ミドルを打ってくる(2、3連弾も可)
高速のミドルから更にノーモーションかつフォームに無駄が一切ない高速のストレートを当てに行く
同じ中間距離での攻防は強く堅実かつテキスト通りのスタイルだが、MIOは直線的な攻撃からミドルに繋げたり、ローにシフトチェンジしたりと引き出しも多いがリズムが一定であるのに対しパヤの場合リズムやタイミングが読みにくく攻撃が見えにくい
またパヤのストレートはワンパターンではなく、
1.通常の真っ直ぐ打つストレート
2.高い構えから上から下へ打ち下ろすストレート
3.下の角度から上へ打つストレート
といった具合に三種の軌道から打ってくる
読めないリズムと見えないスピードが合わさったような動きができるような選手がK-1Gの48以下またはアトム級のトップ層にいるので、いくら非K-1のトップといえどそれが通用するとは限らないので、K-1Gで生き残っていくには前の栄光は捨て切らないと難しい
Krush前アトム級王者であり、現アトム級で事実上最強といえるパヤとの激戦に延長判定で勝利するところまで来た高梨Knckle美穂との一戦については、
女子格の中では知名度の高いMIOに予想が傾きがちであるが、やはり×パヤの映像を再確認するとやはり高梨が勝つ事に期待したいところ
高梨は×パヤでは、1Rでパヤのリズムとスピードに対応出来ずにダウンになってもおかしくない程のストレートをまともにもらっていたが、2Rではタイ人トレーナーのシラー先生から「見ろ!」という指示で動きを見切る作戦に→そして自分リズムを取り戻してリターンも返せるようになり徐々に高梨がKOする距離に持って行けるようになった
パヤーフォンのリズムとタイミングがかなりイレギュラーなもので並の選手では対応するのが難しいが、高梨は1R3分間の間でそのリズムを見切り対応する事が出来た
フィジカルを活かしてハードヒットのラッシュを叩き込むイメージが強いが、相手の動きを見て見切り崩す冷静さや距離感の調整、またセコンドの声を聞く事も出来る
そこを考慮するとMIOの中間距離からのジャブやストレート、前蹴りに対しては距離感、タイミング、リズムが一定なのでその3つを見切れば高梨が近距離に入れるだろう
ただそこで注意したいのは公開練習でも見せた右のクロス
MIOは入り際のカウンターも打てるので恐らく高梨が近距離に入るところを狙ってくる
そこで如何に高梨がKOを狙い過ぎて焦らないかが分かれ道となる
だが高梨は一発を狙うしかないブンブン丸という訳でもなく、前回でもパンチが得意な相手に前後の出入りやサイドの動きも混ぜて貰わずして当てる事を実現した
MIOの距離感とクロスのタイミングを最初の内に見切ってリターンしていけば自ずと高梨の距離でハードヒットが狙えるだろう
MIOは中間距離では強いが、近距離になるとどうしてもガードが甘くなる
KRESTのガチスパ漢祭りでどれだけ克服できたかにもよるが、破壊力とフィジカルが高梨の方が上回る意味では近距離は高梨が絶対有利
MIO相手に距離を潰す為には、ただ前に出るだけではサイドステップで捌かれてしまう
↑の×MISAKIも手数で前に出て好印象を残したものの、サイドステップで裁かれてリターン、バックステップ→カウンターをもらってポイントを上回るまでには至らず
1.まず自分からリング中央を取り(リングという四角の空間において最も有利な位置はリング中央)その位置から離れないようにキープする
2.そして前後の動きだけでなく左右の動きも入れる
相手が左に回ろうとしたら、右に動くイメージ
この2点が出来れば自分は有利なポジションに立ちつつ相手が不利なポジションに立つ
高梨がパンチラッシュKOを決める時は必ずこのポジションに持って行くので、後はMIOのリズムと距離感を崩すのみ
↑でも言ったが、MIOは48以下の女子の非K-1の中では間違いなく敵なしのトップ
しかしそれは団体の王者を集めてという勲章を見せ合う中でのトップの話で、K-1Gは単純に人の階段の上に立つものでありいくら勲章自慢しても人の階段を登れるものではないと高梨に洗礼を浴びせて欲しい
勿論MIOもK-1女子を盛り上げる為に覚悟を決めて契約してるのでそこは歓迎したいが、今回は高梨のKOに全てを賭けたい