【選手考察】エダー・ロープス
所属:Jazzy Fight Club K.O Team
生年月日:1997.4.20
身長:178cm
出身地:カーボベルデ共和国・プライア(ポルトガル)
ファイトスタイル:オーソドックス
バックボーン:キックボクシング
SNS:https://instagram.com/eder_lopes_k.o_team?igshid=dsg0fbzjgttg
獲得タイトル
ISKA欧州スーパー・ウェルター級王者
WKA世界-72kg王者
戦績
24戦 18勝(2KO) 6敗 0分
3.22.KsFESTA3より来るべき第3代Sウェルター級王座決定トーナメント第二試合
神保克哉と当たるポルトガル代表のエダーロープス
映像を見た感じでは、Sウェルターにしては身体が小さく攻撃力も軽い印象ではあるが、身体能力が高くスピードが軽量級並みに速くテクニックで勝負する印象
攻撃パターンとしては、ワンツースリー→ロー、ミドルと繋ぐようなコンビネーションが主でパンチと蹴り両方手数を多く出して攻めていくタイプ
このコンビネーションからの蹴りがバチーンと音が響くあたりはどちらかというとパンチより蹴りが強いと見る
またブロックを固めながら相手を冷静に見てるので、ここからタイミングを測ってカウンターやリターンを取る当て感が非常に良く、ダウンを取るパターンはブロックからのカウンターが多い
会見の時中村氏が話していたダブルノックダウンの試合↓
この試合は左フックに対して左フックのカウンターを狙った結果相討ちという形だがロープスはすぐに立ち上がったのに対して、相手は失神してしまいそのままロープスのKO勝ちという結果に
この試合は何故かOFG着だったのもあるが攻撃力自体は軽くとも、このようにタイミングでカウンターを打ち抜くのでその一発はかなり強いと見ていい
ただカウンターは打とうとすれば当然もらうリスクも生じるので、その時にガードが下がってもらう事が多い
圧力とパワーと一発のあるタイプには苦手な模様で、打たれ弱く一発をもらえばよくダウンするシーンも見受けられる
かつてK-1 MAXで活躍したジョンウェインパーに勝ったとの事だが、その映像は見つからず
わかるのはベラドールで3-0の判定という事だけ
以上を踏まえて神保との予想は、
結論から言うと2〜3Rあたりにロープスがダウンを奪い、判定勝ち
神保は特攻服を身にまとい、ツッパリ系の見た目に反して冷静かつ堅実的なファイトスタイル
コンビネーションやタイミングでカウンターを狙っていく点ではロープスと似たようなタイプだが、スピードではロープスに分があり、神保はパンチの打ち方がまだ雑なのとローキックのブロックが出来ずによく貰ってしまう
パンチの距離に入ればロープスのスピードで先にカウンターが当たるし、ローキックがブロックできないとなればパンチで上に意識を持っていかれてローを貰ってしまうとなる
神保がロープスを崩すとしたら、無理にパンチで押すよりかはローを蹴って効かせていきながら、タイミングをずらしたタイミングでカウンターに対してカウンターを狙うしかない
ただ神保は中島弘貴にも勝ってる実績的には申し分ないが、Krushタイトルマッチや中国遠征などで経験を積んで入るが直近3連敗
今この苦しい状況でこの外国人選手も居る過酷なトーナメントに本戦に出すのはまだ早いのでは?と思ってしまい、それなら馴染みのある外国人選手(サニーダルベック)を代わりに出して、リザーブで藤村あたりに当てるのが良いと思ったが(スケジュールが合わなかったかもしれないが、)とりあえずはロープスに強さを見せて勝ち上がって来てもらいたい
今回の組み合わせでグレゴリアン、アラゾフクラスは居ないと言われる中だが(ていうかこの2人が抜けすぎだが)ロープスは個人的にはかなり良い選手で期待度が高く、準決勝では木村ミノルとのスピード対決がみたい
スピードだけなら恐らくミノルと同じくらいなので、スピードある者同士の外国人対決という事でどうなるかを期待したい